久しぶり梅雨っぽい。
ザーザーと雨が降る。
そんな今日は、
しっとりしながらも心が爽やかに
なるような音楽をかけよう。
いつか、書こうとおもった、
シャンプーの話。
今日、書いてみるか、と
携帯を手にとりました、今です。（笑）
自分は、
美容師の技術の中で、
1番好きなのはシャンプー。
ハサミを持つようになった今も、
カットよりも、カラーよりも、
パーマよりも。なによりも、
シャンプーが好き。
愛をブラさずに
まっすぐと相手へ伝えれるから。
高校卒業する前から、
見習いではいる美容室に
シャンプーの練習に通い。
先輩の背中を全力で濡らしていた日々。（笑）
美容師の世界に入り、
1番最初に勤めたお店は、
シャンプーに力をいれているお店。
シャンプーブローのお客様は、
本当に多かった。
シャンプー、
試験に何度落ちたのか…わからない程、
練習した。（笑）
当時、先生が、
「自分が一生懸命、
洗っている瞬間が相手が1番気持ちいいんよ」と、
教えてくれたの、
今でも忘れず、ココロにきざんでいる。
それから、アシスタント時代に、
ありがたいことにシャンプーの指名を
いただくことが増えた中、
挫折やもろもろがあり、
違うお店に色々とうつったり、
美容師をやめているくらしの中、
バッタリ会ったお客様から、
「あなたのシャンプーが忘れられんよ」
と声をかけてくださったことが、
美容師を続けてこれた、
なによりの理由だとおもう。
美容師人生の中で、
忘れられないシャンプーの
指名のお客様がいる。
車椅子にのった80歳ぐらいのお客様。
いつも、旦那さんが送迎。
「一生、僕が足になる」と、
「妻が死ぬまで僕は死なない」と、
いつもそばにいた優しい旦那さん。
相思相愛。
おしどり夫婦といいますか。
本当にみていて穏やかになる
ご夫婦。
車椅子の方の
シャンプーに入るたび、
こそっと、たくさんのチョコレートやお菓子を
いただいた。
「内緒よ」って。
言われながらも、
すぐポケットにいれるが、
店内ではいただいてることが、
しっかりとばれている。（笑）
自分は当時22歳ぐらいで。
孫みたいに可愛がってもらっていた。
いつも、
「死ぬときまで、あなたにシャンプーしてもらいたいよ」と、
言ってくださった。
そんなある日、
旦那さんが突然、亡くなられて。
日々日々、元気はなかったように、
うつった。
それから、ときが一年ぐらい過ぎ、
車椅子のお客様も追いかけるように、
お空へ旅立ったのである。
最後まで、
しっかりとシャンプーをしてあげれなかった、
悔しさと悲しさが、
つのりすぎて、
亡くなったことを聞いた時に、
泣き崩れてしまった。
だけど、
それ以上にもっともっと、
自分のシャンプーにチカラをいれたいと、
おもいました。
もともと、大好きだったシャンプーや、
マッサージ。
今もまだまだ追究中。
自分の手で誰かを癒すことができる。
自分の想いを直接、目には見えないけど、
伝えることができる。
シャンプーやマッサージには、
深く深く
熱い想いがある。そんな自分です。
シャンプーやマッサージをするとき、
全力で相手を愛せる。
これは、伝え方がむつかしいですが…
抱きしめる感覚にちかいのだろうか？（笑）
とにかく、気持ちが全力である。
そんなこんなですが、
今年は、
美容師体験にシャンプーを。
親子美容師体験。
お母さん、お父さん、
おじいちゃん、おばあちゃんの髪を洗ってあげよう！！
というイベントを企画。
1年前の夏、美容師体験の最後に
時間があったので、すこしだけ
おこなったのですが、
できたら、主にイベントがしたいなぁと、
おもい。
煮詰めて1年。
ようやく、企画を。
水辺のくにという、
体験プログラムに企画提出をしています。
ただ、体験するだけではなく、
自分が想うような、手の大切さを
なにか感じていただけたらいいなぁと、
また、ふつふつと想いながら、
まだまだ煮詰めています。（笑）
相変わらず、想いを、
言葉に、文章に表現するのは、
むつかしいですが（笑）
と、いうわけで、
今日は、
シャンプーのお話。
また、深く深く書くことが
あるかもしれませんが、
今日はこのへんで。^ ^
あぁ、本当に、
シャンプーやマッサージって、
気持ちいいですよね。
自分もたまに、美容室へ
足をはこびます。
アタマだけじゃなく、
ココロもスッキリします。
美容師だけど、
お客様側に近い美容師ぽくない美容師である。
（笑）
今日も、
最後まで読んでくれて
ありがとうございます。^ ^
ふと空をみたら、
雨があがっていました。
雨降って土固まる。
雨が降らないと虹はでない。
今日もいい日で
ありますように。
たかみでした。^ ^
