福岡県 遠賀郡 岡垣町 RAINBOW みんなのおうち 【虹色日和】

言葉を紡いで まんまるい世界に。ひとつひとつの光でまるとなる。

こころを働かせること。

 

さて。

7月もはじまり。

七夕も過ぎ。

 

お願いごと、

されたでしょうか?

 

織姫と彦星は、

互いに夢中になりすぎて、

何もかも手につかず後回しにしていたから、

離れ離れにされたそう。

でも、それでは、かわいそうだからと、

年に一度だけ会えるように。

 

愛しあってるのに、

一緒にそばにいれない。

年に一度だけしか会えない。

なんて、切ないんだろう〜と、

おもってしまいますが。

 

きっと、七夕の日だけは、

想像をはるかこえるぐらいの

愛が溢れてるんでしょう。^ ^

その愛が、きっと、

流れ星のようになって、

夜空の下にいる、

みんなに届くんだろう。

 

なんて、幸せな日なんだろうかと、

おもってしまいます。

そんな、七夕の夜を過ごしました。

 

 

さて。

今日は、

自分の大好きな松浦弥太郎さんの本の中で、

紹介したい文章を。

 

思考がだいすきで、

なんとなく似ているとこもあり、

松浦弥太郎さんの本、たくさん持っています。

 

もちろん、アトリエRAINBOWにも

置いてますので、

ご自由に手にとって読まれてみてください。

 

仕事、日々のくらし、

そこから生まれる生き方。考え方。価値観。

 

読んでいて、楽しく、

うんうん、と、納得。してしまうことが、

多いです。(^ ^)

 

 

今日は、松浦弥太郎さんの

「very very good! ベリーベリーグッド」

から、書き出します。

 

 

 

大切な人を思い浮かべて手紙を書くように。

大好きな人にラブレターを書くように。

文章を書く際、

心がけていることは何かと聞かれた時、

僕はいつもこう答えている。

 

僕は自分がかくもののほとんどを

手紙としている。

それも誰か一人のために書くものとして。

そして、

ペンを持って、

もしくは、キーボードに指を置いて、

最初の言葉を書く時、

こんなことを思っている。

 

手紙の目的とは、

相手に喜んでもらうこと。

嬉しくなってもらうこと。

返事を書きやすいように。

正直に、親切に。

そして最後に、

あたまをできるだけ働かせず、

こころをたっぷりと働かせること。

手紙とは、

あたまではなく、

こころを働かせてかくもの。

そう、技術でもなく、形式でもなく、

単に経験を生かしたものでもなく、

考えることでもなく、

ただただ、

人に向き合い、人を思いやり、

人のために、こころを傾けること。

その人のこころに寄り添うこと。

 

自分の気持ちを、

そんなふうにしっかり整えてから、

誰か一人、それは、

その時によって変わるけれど、

母だったり、家族の誰かだったり、

友人や知人だったり、

今日すれ違った名も知らぬ人

だったりするけれど、

その人の顔をはっきりと思い浮かべて、

一篇の文章を書いているその時間は、

その人のことだけをずっと思い続ける。

 

誰か一人のためにしか文章が書けない僕は、

物書きとして

相応しいのかどうかわからないが、

今日も僕は手紙を書いている。

 

分かち合いたい、とてもいいこと。

ベリーベリーグッドなことを。

あなたのために。

 

松浦弥太郎 ベリーベリーグッド P10.11】

 

 

 

自分も、おなじ。

今日もたった一人のだれかへ向け、

その人を想いながら書いている。

 

 

今日も読んでくれて

ありがとうでした。^ ^

 

とびっきりな日でありますように。

 

 

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