福岡県 遠賀郡 岡垣町 RAINBOW みんなのおうち 【虹色日和】

言葉を紡いで まんまるい世界に。ひとつひとつの光でまるとなる。

希望。

 

立秋

 

日中の暑さはまだまだあるけれど、

すっかりと秋の音が響いてく。

今年の夏は、本当に暑い。

暑いです。

 

夏人間のワタクシですが、

今年は、トロけそうです。いや、

もうすでにとけています。(笑)

 

秋のはじまり。

8月から喫茶日のなかで、

あるもんでごはんの日と、

トーストと珈琲、手作りおやつの日。に、

わけることとしました。

 

喫茶活動をするとなった頃、

大好きな山村庵さんの食パンで、

トーストをみんなに食べてもらいたいな。

 

森とコーヒー。さんの珈琲に、

SUUさんのよもぎ茶に。

自分を助けてくれる自家製の酵素ドリンクも。

 

本に音楽に映画に。

猫や自然が好きな方に

のんびーりしてほしいな。

 

言葉のいらない会話ができるような空間でもありたいな。

 

さびしいときも、たのしいときも。

道にまよってるときも、

もがきなやんでるときも。

なんてことなく、

ただぼーっとしたいときだって。

 

いつだって、

ただいまって、心の中でも言いたくなる。

そんな場でありたいな。

 

心の循環とつながりの循環が

ある喫茶でありたいな。

 

そんなことを想って、

今もかわらずに想っています。

 

会いに来てくださった方々や、

おはなしをしにきてくださる方、

RAINBOWへと辿り着いた方々を

しっかり目をそらさず、

ぎゅっと抱きしめたく。

絶対に、今その瞬間を、

後回しにはしたくなくて。

 

のんびーりとしてるほうですが、

さらにさらに、のんびーりと。

 

足を運んでくださる方々と、

共に、自分たちも心緩めかよわせる。

そんな瞬間を重ねていきたい。

 

 

海老津のアトリエRAINBOWから

知ってる方はご存知かとおもいますが、

そら坊が虹の橋を渡り、

もう二年。まだ二年。

 

自分に病気がみつかり。

これからどうしようか。

まずは向き合って闘病しよう、と、

なったときに、

そら坊は目の前にやってきた。

 

ただただ愛おしく。

治療や身体の不安に襲われても、

まだまだ生きるんだ、と、

そら坊がいるから、と、

力強く想い。

 

家族をつくろうね。と、

これから20年よろしくね、と、

約束して、間もなく、

白血病を発症。

生後9ヶ月で虹の橋へ。

そら坊の最期につきっきりの1ヶ月間は、

自分の病気のことなんか

アタマになんてなく。

ただ、ただ、一心不乱に、

そら坊を抱きしめ続けました。

 

我が子同然だったそら坊。

一緒にいろんな景色をみて感じて。

たくさんの瞬間を味わい。

あの子を愛することで、

自分が一番満たされた。

 

自分が満たされた瞬間、

そら坊もきっと嬉しく。

 

言葉はなくとも、

互いの中で、

エネルギー交換する日々。

愛の循環が暮らしの中に

たんまりと溢れていった。

 

 

そら坊が病気を発症する前、

RAINBOWの地。岡垣町の手野に出逢い。

 

そして、

この場所で、

ずっとしたかった夢を、

叶えるために一歩踏み出そうと、

決意したとき。

そら坊は、お役目を果たしたかのように、

旅立つ準備をしてゆきました。

 

 

当時、お借りした場所での活動を

一旦中断して、そら坊に日々を尽くして。

 

また会おう、にゃあ、と、

交わした最後の会話。

 

そら坊を見送り、

そのまま1年ぐらいが過ぎたころ。

再び、わたしは歩きだしました。

 

背中を押されたのは、

鞍手のぶどう農家さんでの

アルバイトがきっかけで。

 

仲間のみんなが家族のように

あったかい農家さんたち。

 

純粋に、

やっぱり家族つくりたいなって、

諦めたくないな。って、

想ったんですよね。

多様なるどんな枠もとっぱらって、

ひとりぼっちなんてつくりたくない。

 

一緒にいればいいじゃない。

ただそれだけであったかい。

そんなまあるい光を、

一緒につくりたくて。

 

そら坊。

準備してますか?

自分も準備をはじめます。

歩き始めるよ。

必ず、会おう、と。

 

そう決意してゆくと、

今のRAINBOW

みんなのおうちにご縁をいただき。

当時の場所はそのままお借りして、

みんなの農園へと。

 

 

語ればながくながく。

そして、まとまらないんだけど。

そら坊にもらったあたたかい光を

自分は、喫茶で循環していきたい想いがあり、

循環喫茶sora と名付けました。

 

みんなが循環するのもそうだけど、

一番は、自分がみんなへと、

光を注ぎたいんだとおもう。

 

そら坊にもらった光たちが

無限のように心の中のバケツに

たくさんあるから。

きっとこれは、なくならない光。

むしろ、

みんなへ循環してゆけばゆくほどに、

増えてゆくんだ。

 

今日もRAINBOWのブログを

読んでくださり

ありがとうございます。

 

循環喫茶にとわず、

髪のお手入れアトリエRAINBOWも、

土あそびの工房たねも、

RAINBOW農園も、

 

ひっくるめて

RAINBOWみんなのおうちも。

 

悩み迷いたちどまったり

さびしかったり

生きづらかったり

 

どんなかたも気軽に

足をはこんでほしい。

 

多様なるとゆうのは、

家族に血の繋がりなんてなくたって。

同性同士で寄り添ってたって。

性別すら自身になくったって。

肌の色がどうなんだって。

生まれた国がなんだって。

耳が聴こえなくても目が見えなくても

自分の言葉で表現するのが苦手だっても

人が好きなのに人が苦手だっても。

自信なんてなくたっても。

愛しかたも愛されかたもわかんなくたって。

生きてる意味なんてわかんなくたっても。

 

きみがきみでいること。

ただそれだけでいいんだと。

きみが今、生きている、

ただそれだけで世界は眩しく優しいんだと。

 

なにかになろうとしなくたっても

そのままでいいんだ。

 

いろんな枠をこえて。

まあるい光が射す虹をつくりたい。

 

 

 

RAINBOW

 

これは

会社でも法人でも施設でも

お店でもなんでもない。

 

それぞれが生きてく

暮らしの中の延長線上のおはなし。

 

地球暮らしをしている、ひとりひとりの

物語が重なりあってゆく。

ただそれだけのおはなしである。

 

テーマは 愛 でね。

 

ただそれだけなんだよ。

 

 

うまくなんてまとまんないけど、

届く方だけに

伝わる方だけに、

届き伝わってくれたら

それだけでよいんだ。

それで

少し心がかるくなったひとが

ひとりでもいるならば、

それだけで、嬉しいんだ。

 

今日もありがとう。

今日も生きよう。

 

たかみでした。^ ^

 

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